日記録

国会

ウズベキスタン下院議長一行

衆議院本会議が開かれ、冒頭、来日しているウズベキスタン下院議長一行を全議員が拍手で歓迎の意を伝えました。
その後「環境影響評価法の一部を改正する法律案」他6本の法案の採決が行われ、いずれも賛成多数で可決されました。
採決後、「社会経済の変化を踏まえた年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律案」(国民年金法等改正案)について、福岡厚生労働大臣からの趣旨説明と各党からの質疑が行われました。
この改正案は、社会経済の変化に応じて、年金制度の機能強化を図るもので、働き方や男女の差等に中立的で家族構成等の多様化を踏まえた年金制度を構築し、高齢期の生活の安定を図るため、被用者保険の適用拡大、在職老齢年金制度の見直し、遺族年金の見直し、標準報酬月額の上限の段階的引上げ、個人型確定拠出年金の加入可能年齢の引上げ等の措置が盛り込まれています。
「国民年金法等改正案」は、今国会後半の最重要法案と位置付けられていますが、当初予定されていた年金積立金の一部を基礎年金のマクロ経済スライドを早期に中止する原資に充てる部分が抜け落ちているため、野党は「アンの入っていないアンパン」と批判しています。また、会期末まで一カ月あまりでの審議入りでは遅すぎます。現在、立憲民主党は、修正案提出の準備をしています。与党も修正案を受け入れ、与野党を超えて、国民生活を支える年金制度を信頼できるものにしなくてはなりません。

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