日本の死刑制度の今後を考える議員の会

The　Eldersのメンバーであるエルベグドルジ元モンゴル大統領をお招きし、「日本の死刑制度の今後を考える議員の会」総会・勉強会が開かれました。
エルベグドルジ元大統領は、在任中の２０１０年にすべての死刑判決を減刑するとともに、死刑執行停止を宣言し、モンゴル議会は、２０１５年１２月、すべての犯罪に対し、死刑を廃止することを定めた新刑法を採択しました。
元大統領は、「モンゴルで死刑制度を廃止したあと、犯罪が減った実績もあります。世界で１４４か国が死刑制度を廃止し、１８か国が死刑執行停止をしている現状を考え、日本の国会でも死刑制度廃止に向けた議論を始めてほしい」と訴え、「死刑を執行するより、生かして毎日自分の犯した罪を反省させるほうがいい」との発言が強く印象に残りました。