長崎の平和祈念の日

今日は長崎の平和祈念の日です。長崎に原爆が投下された11時2分に原爆犠牲者の霊に黙祷を捧げました。式典の発言で心に残ったのは鈴木長崎市長の「地球市民」の言葉です。「地球市民」の考えこそが現在の戦争と分断の時代を超克するキーワードだとの訴えです。実は、かつて私たちが民主党を作ったときに、この言葉に注目して、国際交流の部門を「地球市民委員会」と名づけましたが、私たちの思いを理解しない人々から「地球防衛隊」などと揶揄され、数年後に「国際交流委員会」に変更してしまいました。鈴木市長の話しを聞きながら、当時のことを思い出しました。
石破首相の挨拶は、広島の式典同様、自分の言葉で語っていたのが好印象でしたが、新たな行動については何も語っていませんでした。
（写真はNHK中継より）