第217回国会(通常国会)が召集されました。会期は6月22日までの150日間です。
午後開かれた衆議院本会議で、石破総理による施政方針演説、加藤財務大臣による財政演説、岩屋外務大臣による外交演説、赤澤内閣府特命担当大臣による経済演説が行われました。
石破総理は、演説の冒頭、故堺屋太一先生が提唱したと紹介しながら、「国家が主導した『強い日本』、企業が主導した『豊かな日本』に加え一人一人が主導する『楽しい日本』を目指していきたい」と発言しました。
『楽しい日本』は、1月16日に私も出席したCEIPA音楽5団体の新年会で石破総理が披露して会場の参加者から拍手がおきたフレーズで、私も「その場に合わせ、上手いことを言う」と思っていましたが、まさかその言葉が施政方針演説の中で、これからの日本が目指す指針として連呼されるとは思いませんでした。
物価高に苦しむ国民には「楽しい日本」は、心に響かない言葉ではないでしょうか?総理の発言はTPOを考えて発しなければならないと思いました。
本会議前に立憲民主党両院議員総会が開かれ、予算や法案審議を通じて、「熟議と公開」の国会を実施し、都議選、参院選で結果を出そうと衆参両院議員全員で確認しました。