河野洋平第71·72代衆議院議長のご逝去の報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
河野洋平先生は、自民党の良心とも言える存在で、年齢も一回り違うので、私が議員になった当初は雲の上の人でしたが、最近は、正副議長経験者の懇談会などで、年に数回親しくお話する機会もありました。
この春にお目にかかった時も、お元気そうでまさかこんなに早く亡くなられるとは思ってもみませんでした。
だいぶ前のことになりますが、2003年の郵政選挙で落選した私に衆議院から前議員の会の案内があり、出席し、河野議長に挨拶をすると、私の目を見て「ここはあなたが来るところではない。そんな時間があったら地元を回りなさい」と親が子どもを諭すように叱られました。落選のショックが残っていた私はその一言に触発され、〈この人は本気で私の復帰を願っていてくれているのだ〉と厳しくも温かい言葉が心に沁みました。
党派は違っても、後輩にこの様な態度で接することのできる政治家になりたいと思ってきましたが、未だに足元にも及ばない自分を顧みて、改めて河野洋平議長の偉大さに気付かされました。
今月下旬に予定されていた訪中を前に、さぞ無念なことと思います。
河野洋平議長、どうか安らかにお休みください。
写真は、今年4月15日衆議院歴代正副議長懇談会の折に撮影したものです。









